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札幌の住宅 竣工レポート

2022.12.11

春に着工した札幌の住宅が完成し、お引き渡しを迎えました。
施工は札幌の㈱コーユー創建さんです。

現場は中央区のマンションが立ち並ぶエリアで、土地も郊外よりコンパクトです。
準防火地域でもあり、限られた空間をいかに有意義に使うかが設計のポイントでした。

まずは玄関を開けたところ。玄関土間と階段が上下に重なるプランです。明るさの確保と圧迫感の軽減のため、視界の抜けるストリップ階段です。壁側の段板に直接埋め込むなど、要素を出来る限り少なくしました。大工さんが最も苦労してくれたところです。

2階に上がってLDKと和室。
内装は道産カラマツの床材に、道南杉の天井材。
全て木目の感じられるステイン仕上げです。

客間となる和室の建具は壁に収めて、普段はリビングの一部として開放されます。
建具上部も鴨居の吊り木のみで、屋根の傾きをそのまま感じられる空間です。

奥に進んで、造作のキッチンです。
L型は日本では珍しいかもしれません。我が家もL型キッチンを採用していますが、動線が短く調理しやすいと思います。タイルはあえて目地を設けず、手入れのしやすさを優先しました。

室内の造作家具は、キッチンと洗面以外のシンプルなものは事務所で製作しました。
造作家具はどうしてもコストがかかりすぎるため、特殊な技術がなくても実現できる設計と施工方法を常に考えています。オーナーさんとDIYすることもあります。
写真は階段の吹き抜けに腰壁兼用で取り付けた引き戸付きの書庫収納です。

つづいてお風呂です。今まで防水層の上にバスタブを置くタイプが多かったのですが、バスタブの下にシャンプーなどが流れ込むため、お手入れが結構大変でした。(別にシャワーブースのスペースが取れればよいのですが)
今回は、エプロンを付けて埋め込みにしました。
ポイントとして、腰かけるところにタイルが来ないように納めてもらいました。

お風呂の扉は木の骨組みにスリガラス調のアクリルです。
木部を露出すると、どうしても下の方が傷みやすいので、3方枠無し+アルミアングル納めです。

外観はすっきりと、上品な佇まいを目指しました。
来春には植栽や塀も加わり、アプローチが完成する予定です。

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